JBL S3800の試聴♪(オデオの友)
まず、このJBLS3800の情報がネットではなかなか収集出来なか
ったんですが運良く当時のオーディオ雑誌が手元にありオーディオ評論家の細谷さんが雑誌に記事を書いているのを見つけたので、ここに紹介して
おきたいと思います。
【SPEC】
●型式:3ウェイフロア型 ●ユニット:250mm径ケブラーコンポジットコーン・ウーファー(防磁)×2、50mm径ピュアチタン・コンプレッションドライバー〈176Nd〉+ホーン、19mm径ピュアチタン・コンプレッションドライバー+ホーン ●インピーダンス:6Ω ●許容入力:200W(最大) ●出力音圧レベル:92dB(2.83V/1m) ●周波数特性:38Hz~40kHz ●クロスオーバー周波数:1.8kHz、17kHz ●外形寸法:351W×1096H×456Dmm ●質量:40.2kg
●型式:3ウェイフロア型 ●ユニット:250mm径ケブラーコンポジットコーン・ウーファー(防磁)×2、50mm径ピュアチタン・コンプレッションドライバー〈176Nd〉+ホーン、19mm径ピュアチタン・コンプレッションドライバー+ホーン ●インピーダンス:6Ω ●許容入力:200W(最大) ●出力音圧レベル:92dB(2.83V/1m) ●周波数特性:38Hz~40kHz ●クロスオーバー周波数:1.8kHz、17kHz ●外形寸法:351W×1096H×456Dmm ●質量:40.2kg
JBLはこのモデルでミドルクラス級の新らしいクオリティ基準を開拓したようだ。予想以上に低域エネルギー感が豊かでその低音が少しも太り過ぎず反応が恐ろしく速くキビキビとしていて充実した中高域と緊密にバランスしている。骨格が想像できるような実体感をもって暖かみのある声を再現する(20041月号ステレオサウンド誌―細谷信二)
S3800は本格的なフロアー型システムだが非常にお買い得感の高いシステムだ。特徴は中高音と超高音を一体化したコンビネーションホーンの採用と本格的な25cmウーハーを採用した点だ。その中、高音用ホーンはK2S5800直系でアルミダイキャスト製。コンプレッションドライバーも想像以上に強力で中高音は2インチピュアチタン振動板の176ND、高音域は同じくピュアチタン19mm振動板のコンプレッションドライバーが採用されている。2基の25cmウーハーはJBLお得意のアルミダイキャスト製スクイアルフレームをもちケブラーとパルプとのコンポジット振動板も強力な磁気回路で駆動する。(2004年8月 オーディオプランー細谷信二)
・・という具合で、さすがにプロ。非常に的を得た内容がそこに記されていました。
で、、わたくしの率直な感想はというと・・
根本的には爽やかでクリアーなサウンドだと思います。中音域のホーンは
ほど良い厚みと暖かみ持ち、中低域の力強さも感じられる。その辺がこのSPの最大の生命線であると感じました。まさしくこれがカルフォルニアサウンドなの~??
このS3800はまさしくモニターシリーズとSシリーズのハイブリッドのようなスピーカーなのではないかと、そう思いました。
アンプやプレーヤー側の音質を良く反映するので、とても扱いやすく音のバランスがとても良く感じます!さすが、パーチカルツイン(仮想同軸)。
このバランスは特に病みつきなりやすいので特に注意が必要です~♪^^)爆。
2基の25cmウーハーは35cmウーハーに相当するみたいで、量感と力強さは確かに強力。サランネットはボーカルものを聴く時は、つけていたほうが音が落ち着く
傾向。ロック系はサランネットを外した方がより解像度が高まり躍動感がある。
聴く位置はホーンに顔(耳?)が向かう位置が一番抑揚を感じやすいけどプログレやロックを聴くなら高い試聴位置でも問題ないように感じられました。
いずれにしても、私が最近好んでいる『ビックリ玉手箱系のSP』としては十分、合格点が与えられる。このSPはAV用と誤解されている感があるが、ピュアでも相当の実力の持つスピーカーだということを今回、確認する事が出来ました。これをメインSPとして今後も使って行きたいと思っています~^^)♪。。
(~S3800試聴記でした~♪)
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