Accuphase E-405
アキュフェーズのE-405。
90年頃に新品で購入。2007年に現在のE-408にバトンタッチするまで、このアンプは私にとって当時のセパレートシステム(エクスクル-シブ)から、再度プリメインに復帰をさせてくれた(初めて音楽を聞かせてくれた!)記念すべきアンプです。その後14年間、故障もなく音的にも全く不満はありませんでした。
ですが、さすがに15年目ともなるとスピーカーA,B切替セレクターにガリが発生し、アキュに
初めて修理に出しました。その後2週間位して修理完了。音出ししてみると・・さらに音が良くなって
いるではありませんか?
そこで・・なにか・・つい欲が出てきて・・最新のE-408はもっと素晴らしいのでは・・などと・・耳元で悪魔が囁き!・・・ついにその誘惑に負けてE-405をオークションで売却。その後広島のデオデオにて何度も足を運びE-408を聞きまくり・・そして運よくオークションで新品同様のE-408を入手出来たのでありました。
こないだオークションを見ているとE-405は中古価格から見て,いまだに人気が高いようです。
89年のE-405・・03年のE-408。事実、時代は違えど両者の音質傾向に大きな違いは
なかった。だからE-408に替買えしても、なぜかとても安心感があった。
いま思うに・・そのままE-405を使用していたとしても、そう不満はなかったのではないか?
などど、ふと思ってしまうのだが・・では、この間のアンプ進化とは何なのか?
それは聴感上のSN比の向上、ダイナミックレンジの拡大や帯域バランス調整に向けられていたと言っていいだろう。それ以外でのE-405・E-408の基本的な音質、パワーの差はほとんど感じられなかった。
89年発売のE-405・・ 爺さんアンプであるが、いまだに実力十分!
アキュフェーズの入門用としてはとても良いアンプだったと、今ではそう思っています。
E-405
連続平均出力(両ch動作、20Hz~20kHz、歪率0.02%)4Ω負荷:250W/ch8Ω負荷:170W/ch
ダンピングファクター150(8Ω負荷、50Hz
外形寸法幅475×高さ180(脚含む)×奥行375mm
重量25kg